いまも続くコロナウイルス感染症の対策やテレワークの浸透により、社内・社外問わずにビデオ会議をすることが多くなりました。ビデオ会議ツールは今やビジネスマンにとって必要不可欠になっています。
ビデオ会議ツールの1つである Google Meet の使い方をご紹介する本連載。
第3回となる今回は、会議中によく使う3つの基本操作を解説します。
▶前回までの連載はこちらからご覧ください
- Google Meet の使い方を徹底解説！～第1回 Google Meet の魅力をご紹介します～
- Google Meet の使い方を徹底解説！～第2回 Google Meet で会議に参加しよう 参加方法と事前準備～
目次
資料を表示しながら会議ができる！画面共有機能
画面共有機能を使えば、会議の際に参加メンバーのモニターに資料を表示しながら内容を説明できます。また、マウスカーソルの矢印をポインターとして使うと、資料のどの部分を説明しているか示すことができます。
【相手に自分のパソコン画面を共有する】※下図左
１．画面下部の「画面共有」❶から「あなたの全画面」❷を選択します。ウインドウを選択❸し、「共有」❹をクリックします。（自分が見えている画面が相手にも共有されます。）
【画面共有を終了する】※下図右
画面の共有を終了したい場合は、「共有を停止」❶をクリックします。
【特定のタブだけを共有する】
１．画面下部の「画面共有」❶から「タブ」❷を選択します。任意のタブ❸を選択し、「共有」❹をクリックします。選択したタブだけが共有され、相手の画面に表示されます。
※全画面共有、タブ共有の他に、任意のウインドウだけ共有することもできます。
２．共有しているタブの音声は、Google Meet タブ❺に戻り「画面共有の音声」❻にてオフにすることができます。（動画を共有している場合）また、「共有を停止」❼をクリックして共有を終了します。
ミュート参加でも意見が共有できる！！チャット機能
外出先や移動中など、マイクをミュートにしてビデオ会議に参加している時は、チャット機能を利用して発言できます。また、会議中に参加者に見て欲しいURLをチャット上で送信することで、参加メンバーは直接リンクを開いて確認できます。
【ビデオ会議中の相手にチャットする】
１．画面右下の「全員とチャット」❶をクリックすると、ビデオ会議の参加者とチャットでやりとりできます。
２．「参加者全員にメッセージを送付」❷にメッセージを入力し、「Enter」キーもしくは「メッセージを送信」❸をクリックするとメッセージ❹が送信されます。
※送信されたメッセージはビデオ会議に参加しているメンバー全員に表示されます。
ただし、自分が参加する前に送信されたメッセージは表示されません。
また、会議中のメッセージは保存されないため、ビデオ会議から退出するとすべてのメッセージを見ることができなくなります。
次項で解説するビデオ会議録画機能を使用して録画すると、チャットのメッセージも保存することができます。
欠席者に簡単に会議内容を共有できる！ビデオ会議録画機能
会議中に話していた内容を改めて確認したくなる時はありませんか？
ビデオ会議録画機能を活用すれば、すぐに会議内容を見直しできます。
また欠席者には、録画した動画を見てもらうだけで簡単に共有できます。
※使用されるプランによってはご利用いただけない場合があります。
【ビデオ会議の録画を開始する】
1．画面下部の「その他オプション」❶から「ミーティングを録画」❷を選択します。
2．録画画面の「録画を開始」❸をクリックして、確認画面の「開始」❹をクリックすると、録画が開始されます。録画が開始されると画面左上に「REC」❺と表示されます。※録画を開始すると、会議の参加者全員の画面へも通知されます。
【ビデオ会議の録画を停止する】
１．画面右下「その他のオプション」❶から「録画を停止」❷を選択します。
２．「録画を停止」❸をクリックして、確認画面の「録画を停止」❹をクリックすると、録画が停止します。
【録画した動画の確認方法】
１．録画された動画は、会議の主催者の Google ドライブのマイドライブ内に保存され、メールで通知がきます。
ただし、主催者が変更された場合や、Google カレンダーでの予定時刻外に会議が行われた場合は、録画ファイルのリンクは予定の元の作成者に送信されます。
2．予定通りの会議時間に録画を開始した場合、Google カレンダーの会議の予定に、動画のリンク❺が自動追加され、参加者へ閲覧権限が付与されます。
この機能は、Google カレンダーで作成された会議でのみ利用できます。
※組織外の参加者へは閲覧権限の自動付与はされません。共有するには、Google ドライブより権限付与が必要です。
おさらい：会議で使う基本操作のポイント
- 画面共有機能で参加者に資料を表示しながら会議ができる
- チャット機能を使うとミュートでも会議で発言できる
- ビデオ会議録画機能で欠席者に簡単に会議内容を共有できる
次回予告｜Google Meet 〜会議中の便利な機能〜
次回は、Q＆A機能やアンケート機能、ストリーミング、ブレイクアウトルームなど知っておくと便利な Google Meet の機能を解説します。
※Google Meet、Google カレンダーおよび Google ドライブは、Google LLC の商標です。
■連載記事はこちらからご覧ください。
- Google Meet の使い方を徹底解説！～第1回 Google Meet の魅力をご紹介します～
- Google Meet の使い方を徹底解説！～第2回 Google Meet で会議に参加しよう 参加方法と事前準備～
■おすすめコンテンツ
■特設｜電帳法改正の解説
■よく読まれている記事
- 【特集】ちょっとした工夫で生産性が高まる！Google Workspace™ を使って会議を効率化する方法をご紹介
- 【実践編】Google Workspace 「定着」フェーズで押さえるべき重要ポイント・陥りがちな事例を解説
■Google Workspace 活用のお役立ち情報
Google Workspace の導入・活用促進に関するご相談はストリートスマートへ
弊社は、2014年に日本初の Google トレーニングパートナーとして認定されました。お客様への支援実績と技術力を認定する Google Cloud Partner Advantage プログラムでは、2021年には Work Transformation（働き方の変革）分野のスペシャライゼーション認定を取得。3,000社以上の企業様への支援実績があります。
利用登録ユーザー数30万人突破！「Master Program」
今日仕事に使えるTipsも、気になる新機能も、動画と記事で学べる Google Workspace の活用促進をサポートする教育プラットフォームです。
「今すぐ知りたい・しっかり学びたい」に応える教材ラインナップが揃っています。
▶▶https://www.master-apps.jp/service/master-program/
各種お申込み、ご相談等はお気軽にお問い合わせください。
〈弊社サービス一覧〉
https://www.master-apps.jp/service/
〈お問い合わせ窓口〉
電話：0120-373-996（受付時間｜平日10:00-18:00）
メールアドレス ：info@street-smart.co.jp
お問い合わせフォーム：https://www.master-apps.jp/contact/
Google Workspace 活用の実践コンテンツ
eBookダウンロード「【Google Workspace の効果的な活用へ向けた解説書】価値獲得のための 4 ステップとは」
Google Workspace の活用で得られる 4 つの価値と、獲得へ向けたステップとは？
この冊子は、私たちのこれまでの Google Workspace の効果的な利用をご支援してきた知見・ノウハウをまとめたものです。
組織・スタッフの生産性向上の使命をお持ちの方であれば、”そうだったのか！” とひざをたたいていただける内容もきっと含まれていると考えております。
ぜひ、お読みいただき、貴社での Google Workspace のさらなる効果的な利用に結びつけていただけましたら幸いです。
※社内利用以外の二次利用は禁止されたコンテンツです。
※本資料に記載されている弊社の商号（株式会社ストリートスマート）以外の商号は第三者の商号です。また、本資料に記載されているシステム名及びサービス名等、並びにシステムのアイコン及びユーザーインターフェースのスクリーンショット等に関する商標権及び著作権等の一切の権利は第三者に帰属しているため、原則として、当該第三者の許諾なく利用することはできません。
