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G Suite (旧 Google Apps )活用コラム

GoogleドライブはOfficeとどこまで仲良くなれる?今度はエクスポートの精度を確かめてみた。

Googleドライブとoffice間の互換性を調査するこのコラム。

前回はインポート編という事で、Office形式のファイルをGoogleドライブ形式に変換する(インポートする)という実験を行いました。

まだご覧になっていない方はこちらもご覧ください。
GoogleドライブはOfficeとどこまで仲良くなれる?インポートの精度を確かめてみた。

でも、インポートだけでは、互換性についてしっかりと実証できません!

ということで今回は、Googleドライブで作成した資料をOffice形式に変換する(エクスポートする)という前回とは逆の実験を行いました。

検証後追記:下記記事の文字化けはスプレッドシート初期設定のフォントである「Arial」を「MSゴシック」などのフォントに変更することで大きく回避できる事がわかりました。詳細は記事最下部を参照下さい。
検証環境:Mac 10.7  GoogleChrome   Ofiice for Mac

基本中の基本、文字の変換はどうなのか?

基本中の基本、文字の変換はどうなのか?

では今回も基本中の基本、文字から見ていきましょう。

文字がしっかり変換されているのか、文字色、背景色、フォント、フォントサイズ、文字の配置、太字になっているかなど様々なものを検証してみました。(※複数文字色はGoogleドライブに現在実装していないので割愛しました。)

では結果です。
Drive→Excel エクスポート編keynote.002

文字の大きさや、フォントなどはそのまま変換されたものの、文字化けが多く、インポートの時の様にすぐ修正出来る程度なら良いのですが所々に文字化けが見られます。
※実験をかさねるうちに、文字化けしにくい条件が見つかったので、それは後述しています

う〜む、この後の表や関数、グラフがやや心配になりますね。。。

使用頻度の高い表は?

使用頻度の高い表は?

さて続きましては、excelやスプレッドシートの代名詞と言っても過言ではない表の変換を検証したいと思います。
罫線はずれていないのか、セルのサイズはどうなるのか、様々なところが気になります。

Drive→Excel エクスポート編keynote.004
おおお!なんと、表には崩れなし、また文字の中央揃えなどといった文字配置も何ら問題ありません。ただやはり、文字化けしてしまっています。

文字と同様に文字化け以外を見れば互換性はよいと言えるでしょう。

関数はどこまで再現してくれる?

続きましてはこちらもexcelやスプレッドシートの中でよく使うであろう関数について調べていきます。
前回と同じくsumやaverage、またif式やmax,smallなどを検証していきたいと思います。
Drive→Excel エクスポート編keynote.005

 

ではまず基本的なsumやaverageから見ていきましょう。
Drive→Excel エクスポート編keynote.006

今回もsum、averageともにしっかりと変換されています。
ですがセルの分割が切れてしまっています(タイトル横)
とはいえ、この程度の互換性の問題ならすぐに修正可能ですね。

Drive→Excel エクスポート編keynote.007

さて複雑なif式、max,small関数についても見ていきましょう。

前回と同じですがもう一度、各関数の概要を簡単に説明します。

・if式の概要
先ほどの売り上げ管理表に、if式を用いてA~Cまでの評価をつけてみました。
10万円以上をA、7万5000円以上をB、それ以下をCとしました。

・small,max関数の概要
maxは最高売り上げを、smallは最低売り上げを示しています。

では、結果を見てみましょう。
Drive→Excel エクスポート編keynote.008

こちらもif式、max,smallの関数の部分については完璧に変換されていました。

ですが、先ほどの表と同じく、セルの結合がなくなっていたり、背景色が消えたりなど、所々おかしな点も見られました。
前回と同じく、タイトル横のセルに異変が起きるのにはなにかあるのかもしれませんね。

まとめとしては
関数{sum,averageと言った基本的なものからif式,max,smallなど}については、全くと言っていい程、問題はありませんでした。
とはいえ、所々に文字化けや、背景色抜け、セルの結合がなくなるなどと言った、イレギュラーな変化が見られましたので、十分注意は必要です。

グラフなどは果たして引き継いでくれるのか?

最後は色や構成などどこまで再現可能か心配なグラフです。

ここまで文字化けやセルの解除など様々な問題がありましたが、果たしてグラフは正常に引き継いでくれるのでしょうか?
それでは見ていきましょう。

Drive→Excel エクスポート編keynoteグラフ.001

まずは円グラフです。
前回の時はグラフの再現性は高かったのですが、問題は横軸が全て表示されなくなるという事でした。
Drive→Excel エクスポート編keynoteグラフ.002

グラフについてはかなり再現性が高い結果が出ました。
ですが、文字化けや、%の表示などいくつか課題もありました。

Drive→Excel エクスポート編keynoteグラフ.003

続いてはセミナー満足度を比較してみました。
折れ線グラフはどうなるのでしょうか?

Drive→Excel エクスポート編keynoteグラフ.004

こちらもグラフ自体の再現性は高いのですが、横軸がなくなってしまうなど、
修正するのが少し面倒な問題でした。

文字化けの原因は初期値のフォントにあった!!

文字化けの原因は初期値のフォントにあった!!

今回、約100回近くエクスポートでExcelを書き出してみました。

その中で書き出しているうちに、文字化けは一定の法則によって起きている気がしてきた当スタッフ。

結果、完全な原因の特定には至らなかったのですが、調べているうちに文字化けが起こりやすいケースを見つけましたので文字化けを未然に防ぐ方法と、それでも発生してしまった場合の対処法を余談としてご紹介させていただきます。
※公式の発表ではないため、信憑性についてはご留意の上、お読みいただけましたら幸いです。

ずばり気になる文字化け回避は??

有効と思われる対処法はフォント設定をArial以外にし、最後に編集する部分を出来るだけ日本語の部分にすることです

ゴシック体や明朝体などで作成したスプレッドシートはExcelに変換しても文字化けする事がほとんどなく、最終編集が、半角数字の場合よく文字化けが見られていました。

上記の対処法を試しても文字化けしてしまった場合は文字化けしたExcelのセルをどこでもよいのでクリックしたり、修正が必要な部分のどこか1カ所を修正してみたりする事で修正が可能でした。

その中でも一番効果的だったのが文字化けしたExcelのフォントを変更する(Arial以外)ということでした。

ですが100%修正出来るとは言い切れないので、修正されなかった場合、上記の方法を何度か試していただけましたら幸いです。

ブラウザによる差はあるのだろうか?

今回の実験は全てGoogleChromeというブラウザを使用しております。

よって他のブラウザ(InternetExplorerやSafariなど)では今回の実験通りにいかない場合もありますので、そこはまだ未検証です。
(少し実験してみましたが、Safariでエクスポートしたときに日本語のタイトルが文字化けしてしまったなどです。)

ブラウザごとにGoogleAppsの使用についてどのような違いがあるのかは疑問のままなので、 こちらもいずれコラムにしてみたいと思います。

とはいえGoogleが提供・推奨している様にGoogleAppsを一番効率よく動かせるのはやはりGoogleChromeです。
(代表的なところではオフライン機能など、、)

当MasterAppsもGoogleAppsを使用する際は是非Chromeを、と奨めております。
こちらも参考に。
Google Chromeを快適にするために確認したい5つのこと

 

関数やグラフも変換した!そして日々進化する変換精度!

さて今回のエクスポート編どうだったでしょうか?

今回の検証結果から、エクスポートは初期値のフォントでは日本語の文字化けが結構起りやすい、またセルの結合が一部解除されてしまう、グラフの横軸が消えてしまうなどの部分、ここだけ回避すれば予想以上の変換でした!

驚きは、関数に関しては、基本的なものはしっかりと変換されており、グラフも再現性(色、データ)などを見るときちんと表示されていました。

あとはエクスポート前にフォントだけゴシックや明朝にして文字化けだけ気をつけるのがコツですね!

雑感として、「変換精度は日に日に向上しているなぁ、、」ということでした。
少し前までの変換よりも確実に精度が上がっている気がするのがまず正直な感想でした。

Googleの進歩はめまぐるしく、昨日できなかった事が今日できていたりと、その進歩には驚かされます。

今後に期待したいですね!

Hello Google! More Google!  丹羽(にわ)&川村 MasterApps

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