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ワークスタイル変革コラム

Googleから学ぶ!働き方改革とエンゲージメント向上の仕組み作り

長時間労働の是正や多様な働き方が見直されている一方で、企業での働き方改革はなかなか進んでいないのが現状です。国際的に見ても、日本の企業の生産性は低いと言われています。
今回は最先端で生産性の高い業務を生みだすGoogleの働き方やエンゲージメント向上のための仕組み作りを詳しく紹介します。

なぜ働き方改革が現場で実践されていないのか

なぜ働き方改革が現場で実践されていないのか

まずは、企業で働き方改革が進まない理由を見ていきましょう。

◆制度の強制による悪循環

長時間労働や休日出勤などの是正が叫ばれる中、ノー残業デーを設置するなど企業でも長時間労働を緩和しようという動きはあります。しかし週に一度のノー残業デーを強制されることで、他の日に業務のしわ寄せがいったり自宅へ仕事を持ち帰るなどといった隠れ残業に陥る現状もあります。 長時間労働を緩和するためには、業務をいかに効率よくこなすかが重要です。そのためには無駄を省き、短時間で生産性の高い仕事の仕方をする必要があります。

◆社員の意識が改革されていない

古い体質の企業であればあるほど、「勤務時間=仕事をしている」という感覚が抜けない社員が多い場合があります。ダラダラと長時間勤務をするのではなく、短時間で結果を出し、充実したプライベートを過ごすことで高いパフォーマンスができる場合があるなど、認識を改めることが大切です。 さらに育児や介護と両立して働くことができる環境を整えることも重要です。さまざまなクラウドを導入することで、週に2日は在宅で仕事をしたり、フレックス制を導入するなど多様な働き方を受け入れる意識も必要になります。

◆企業と社員の信頼関係がカギになる

これらの働き方に対する意識改革や制度の導入には、企業と社員との信頼関係が不可欠です。社員を信頼するからこそ、リモートワークなどで上司の目の届かない自宅などでの業務が可能になり、企業から信頼されているからこそ社員の意識も高くなり、責任を持って業務をこなすことが可能になります。 では、企業と社員の信頼関係を築くためにはどうすればいいのでしょうか。 エンゲージメントの向上に成功しているIT企業のGoogleの働き方や独自の制度などを参考に検討してみましょう。

Google独自の取り組み

Google独自の取り組み

Googleでは独自の働き方や制度を導入しています。その中から、特徴的なものを見ていきましょう。

◆働きやすいオフィス環境

1日3食無料で食べることができる社員食堂や、ビリヤード台や卓球台など独創的なオフィスは、働きやすいだけでなく仕事のアイデアやインスピレーションが生まれやすく、社員同士のコミュニケーションの場としても活用されています。

◆全社員ミーティング

Googleが取り入れている取り組みのひとつが、世界的にも知られている「TGIF」と呼ばれる全社員ミーティング。全世界の全社員が参加できるライブミーティングで、創業者や本社の経営トップ自らが社員に語りかける場です。質疑応答の時間も設けられており、本社の経営層に対して直接質問をすることができます。質問だけではなく経営層とは違う意見が出ることも、多様な見解があることとして歓迎されています。さらに情報を共有することも重要視されており、社員一人ひとりが会社や事業の方向性を把握しながら仕事をすることができます。 全社員で情報が共有されることは企業が社員を信頼している証でもあり、社員もそれを感じることができて信頼関係がより強くなると言えます。

◆20%ルール

仕事時間の20%を社員が個人的にやりたい仕事にあてることができるのが「20%ルール」です。職種を超えて自分の興味ある仕事に携わったり、新しいイベントを実行することができます。これは社員に自立性がなければ成り立たないルールではありますが、新しいことへの挑戦の場でもあります。そこで失敗することも許容しているのがGoogleの考え方で、そこから得る学びにも価値を見出しているのです。 高い目標を設定しチャレンジすることが、社員はもちろん企業の成長にも繋がっていきます。

Googleの取り組みは、社員同士がフラットな関係で意見を交換しやすいこと、そこから生まれる自立性が高い生産性につながっています。また企業と社員の信頼関係を強固にし、エンゲージメントの向上につなげています。

Googleの取り組みを実践するには?

Googleの取り組みを実践するには?

Googleの取り組みをそのまま実践するのは難しいかと思います。
ここではそれをヒントにして具体的に実践する方法を見ていきましょう。

◆働きやすいオフィス作り

無料の社員食堂は無理でも、冷蔵庫を設置したり、ちょっとしたお菓子やコーヒーが無料で飲めるなどの環境作りも有効です。そういう場ではフラットな意見交換がしやすく、モチベーションの向上にもつながります。

◆ミーティングの導入

全社員でのミーティングを取り入れてみるのもいいでしょう。G Suiteのハングアウト機能などを使えば気軽に他拠点にいる社員ともミーティングができるため、意見や情報共有がスムーズに進みます。

◆仕事のチャレンジ精神を歓迎する

Googleの「20%ルール」とまでいかなくても、業務内容や部署の枠を超えて社員が助け合う精神は会社としても推奨してもいいのではないでしょうか。仕事へのチャレンジ精神を歓迎することで社員の自立性を伸ばし、社員同士の信頼関係、延いては会社と社員の信頼関係の向上にもつながります。

こうした取り組みを導入することで社員の自立性や責任感が高くなり、エンゲージメントも向上して生産性の高い働き方へつながっていきます。

まとめ

まとめ

長時間労働を是正し、仕事の生産性を高めるためには、制度の強制ではなく働きやすい環境を整えることで社員の自立性を伸ばし、社員同士や企業と社員の信頼関係を築くことが重要です。

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